遺産の相続*お金の分け方って?

2017年6月15日


妻や子どもたちが遺産相続をするときに困らないように準備したい。

あなたは今特に大きな病気も無く、平穏に生活しているとします。でも人間いつどのようになるかなんて誰もわからないし、予想もつきません。あなたがもし明日この世から居なくなったら、残された人たちはどうなるでしょう?自分の財産を巡って身内同士が争う・・なんて想像したくないかもしれませんが、どこでも起こりうる身近な問題なのです。

 

どんな方法でお金の配分を決めようか?

あなたがまず生前に色々な方法を知ることから始めることで、今持っているお金を有効に使えたり、金銭トラブルを防ぐことへ繋がります。

・遺言書作成

・一時払い終身保険

・信託

今回は上の3つについて、簡単にお話します。

 

遺言書でお金の分配を指定しよう!

財産の分け方に本人の意志を込めるためには、遺言書をきちんと書くことが基本となります。その中でより確実で安全なのが、公正証書遺言です。これは2人の証人を連れて公証役場へ行く手間が発生します。

①未成年者

②配偶者

③親

④子

⑤子の配偶者

⑥孫

⑦受遺者

⑧受遺者の配偶者

⑨証人の配偶者

⑩公証人に近しい存在の人

①~⑩に該当する方へは、証人をお願いできません。証人に遺言書の内容を知られてしまうことになるので、信頼できる友人や専門家を選ぶことをおすすめします。公正証書遺言は次のようなメリットがあります。

・裁判所での検認が不要

・遺言書を隠されたりしない

裁判所での検認が不要だと、相続人が遺産相続の手続きにより早く取り掛かることができます。また遺言書を変造、隠蔽させづらいので、あなたの意思に沿った相続が実現しやすいです。

 

生命保険に入ろう!

お金を金庫で保管したり銀行へ預けるのではなく、保険として保管する方法です。あなたがご自身に保険を掛け、受取人にお金を相続させたい人を指定しましょう。

お金はあなたが生前より所有している財産ですが、死亡保障のついた終身保険の保険金はあなたが亡くならないと発生しないものですよね。その為お金は相続財産、死亡保険金はみなし相続財産と呼びます。みなし相続財産は、相続財産とは別に相続税の控除額が決められています。

500万円×法定相続人の数

上の計算式の金額までは相続税がかからないので、お金を所有しておくより相続人の負担が軽減されます。

 

信託を利用しよう!

お金を相続させたい人の為に、設定した内容に沿って管理、処分することができる仕組みです。加入条件に年齢、健康制限がないプランもあるので、生命保険に入れなかった高齢者や、病気を持っている方へおすすめしたいものです。種類や目的に合わせたプランがたくさんありますが、今回はそのうちの2種類をご紹介します。

・遺言代用信託

その名の通り、遺言書の代わりのような効力を発揮するものです。あなたの死後直後、家族や周りの人たちは悲しみに暮れる暇もないほど様々な手続きに追われるでしょう。そんなときに葬儀費用などの突発的な出費を、あなたがすぐに用意してあげることができるのです。そうすれば家族はあなたの預金口座が凍結される心配をしなくて済みますし、死後直後の生活に少しでも安心を与えられるのではないかと思います。

・教育資金贈与信託

曾祖父母、祖父母、父母から30歳未満の子、孫、ひ孫への贈与である場合、受取人1人につき教育資金1,500万円までを非課税とする。

この信託は、上に書いた制度を利用したものです。信託銀行から学費や教科書代などを教育機関へ直接振り込まれるので、使い道に透明性があります。有効な財産相続が生きているうちからできることが、生命保険や遺言書作成などとは違う大きな特徴ではないでしょうか。

 

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