非上場株式の種類と評価方式 相続の基礎知識

2019年3月14日


非上場株式の評価について

非上場株式を相続した場合、相続税の計算を行うためにその株式の評価をしなければなりません。非上場株式とは、上場株式のように開かれたマーケットで決定された取引価格が形成されていません。そのため時価で計算する必要があるのです。非上場株式の評価は”この方法!”とひとつに決まっているわけでも、自由に選択できるわけでもありません。
まずは、非上場株式の種類を把握し適切な評価方式を調べましょう。

非上場株式は大きく2通りに分けられます。

非上場株式は、その株式(株式取得者)の株主の区分によって評価方法が異なります。
株主が同族株主(大株主)の場合、その株式は原則的評価方式を用いて株式の評価を決めていきます。
株主が少数株主の場合、特例的評価方式が適用されます。
この株主の区分は、その株式を取得する者が『経営支配権のある同族株主等』か『経営支配権のない同族株主等以外』であるかどうかというものです。

会社規模の区分

原則的評価方式は、『一般の評価会社』と『特定の評価会社』で区分します。

更に、会社の規模に応じて、適用する評価方式が異なります。
一般の評価会社の場合、従業員数、総資産価額、取引金額(売上高)の3つの基準により、大会社・中会社・小会社に区分します。
特定の評価会社の場合、資産の保有状況、営業の状態等に応じて、評価方式が異なります。

少数株主の場合、特例的評価方式が適用され、上記図のF:配当還元方式によって、株式の評価を行います。
詳しくは 
国税庁HP(特定の評価会社の株式) 
をご覧ください。

非上場株式の評価は専門的な知識が必要とされています。
(特例)有限会社の相続や、ご家族で不動産管理会社を経営していた方の相続が発生した場合、相続に強い税理士にご相談することをおすすめします。

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