相続のこと、誰に相談すればいい?

2018年9月25日


インタビュー協力:渡辺 隆之 司法書士・行政書士・相続診断士

前回までのお話はこちらのコラムにて↓

相続の手続きを怠ると、どんな影響があるの?

相続の手続きを怠ったことが原因で生じるデメリットとは…!?

今回は【相続110番】掲載の司法書士法人・行政書士ふたば事務所の渡辺隆之先生にお話を伺いました。

 

—前回のインタビューの最後は、相続の手続きをしていなかったことを気づくタイミングについてでした。  あとからマイナスの財産があることが発覚するとこわいね!というお話でしたが、マイナスの財産があるかどうかを調べることは出来るでしょうか?

渡辺:はい可能です。まず借金に関しては、「この人に借金はありますか?」と照会をかけることが出来ます。

 

—相続人は、そのようにして借金の有無について調べることが出来るのですね。

渡辺:問題なのは見つからないマイナスの財産についてです。見つからないのは、被相続人が連帯保証人になっている場合です。連帯保証人である時点では、借金をしていないので照会をかけても出てきません。

 

—しかし相続人は、連帯保証人としての地位を相続しますよね?

渡辺:はい。主債務者が債務を払えずに破産した場合、その後に連帯保証人に通知が来ます。

 

—では被相続人が連帯保証人場合は要注意ですね。

渡辺:あとは、取締役だったときの責任なども把握しきれないと思われます。

 

—自身の将来のことを見据えた相続対策を検討しているときに、以前の相続の手続きがきちんとされていなかったことに気づいた場合、どのような行動を起こせばよいのでしょうか?

 

渡辺:まずは、きちんとされていなかった手続きをしっかり完了させましょう。同時に将来の相続について考える場合は、以前の相続も踏まえて対策を講じましょう。

 

—もし財産が未分割だった場合は、以前の相続の内容について協議するところからスタートする必要がありますね。

渡辺:はい。そこからしっかり行わないと、将来のことを見据えた相続対策もうまくいかないと思います。

 

—前回の相続の手続きがきちんとされていないうちに次の相続が発生した場合も、前回分をきちんとクリアにしないと次に進めないということですね。

渡辺:そうですね。片方の相続手続きを先に行うことも出来なくはないですが、基本的には順を追って手続きを行う必要があります。

 

—争っていなければ、行政書士や司法書士に相談すればいいのでしょうか?

渡辺:私はよくセミナーなどで、「信頼出来る人に相談しましょう。」とお話ししています。もし信頼出来る人が測量士であればその人にまず相談してみて、内容が対応範囲外である場合は必要な専門家を紹介してもらえばいいと思います。

 

—自分が信頼している人が信頼している人を紹介してもらうのですね。

渡辺:はい、結局はフィーリングです。合わなかったらやめればいいのですから。まずは誰かしらに必ず相談しましょう!

 

—トラブルなどを未然に防ぐ、もしくは最小限に抑えるために、誰かに相談することはとても重要なことなのですね。

渡辺:はい、自分だけで何とかしよう!という考え方は良くないと思います。利害関係のある人に相談するのも、駄目です。たとえば親の相続のことで配偶者に相談すると、それに対してのアドバイスに配偶者の私情が入りますよね。そういったことが、あとあと揉める原因になりうるのです。

 

—それにしても配偶者が茶々を入れるパターンは、どうしても多くなりますね。

渡辺:利害関係が生じるので、仕方ないです。だから、客観的に見てくれる専門家に相談することをお勧めします。

 

—司法書士には、どのような時に相談するといいでしょうか?

渡辺:不動産の名義変更は、間違いなく司法書士ですね。司法書士法人・行政書士ふたば事務所では、相続に関する手続きは全てやっています。遺産調査、遺言書、相続人調査、相続関係書類取得、名義変更、預貯金の払い戻し、有価証券の相続、保険の請求、負債調査など。相続に関することは、何でも聞いて下さい!

 

この続きは次回

相続で困らない、揉めないために効果的な対策は?

にて掲載予定です。

 

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