家を相続することに。相続税が払えるか心配・・。

2017年7月20日


父親が亡くなり、家を継ぐことに。

お父さんが亡くなったことで、たった1人の法定相続人であるあなたが実家を相続することになりました。相続財産のなかで家は、占める割合が大きい場合が多いでしょう。そのため相続税の支払いに苦労したり、トラブルが起きる原因となりやすいです。今回はそんな土地、家の相続についてご説明します。

 

土地はどう計算するの?

相続税の金額を知るには、まず土地と建っている家両方の金額を出します。まずは土地から。路線価という、国税庁が決めている値段を基準に考えます。道路に面する土地の1平方メートル当たりの金額を路線価といい、千円単位で表示されます。

路線価×奥行価格補正率×面積=評価額

上の式で、土地の金額が出ます。しかし、日本全国どこでも路線価が決まっているわけではありません。決められていない地域は、もう1つの計算方法で求めましょう。

固定資産税評価額×倍率=評価額

この計算は、倍率方式と呼びます。固定資産評価額は、固定資産税の納税通知書と一緒に入っている課税明細書を見てください。

※土地の計算で必要な路線価倍率は国税庁ホームページ【財産評価基準書】で確認できます。

 

家の値段は?

次に家。こちらはとてもシンプルです。

固定資産税評価額=評価額

固定資産評価額は、固定資産税の納税通知書と一緒に入っている課税明細書を見てください。

 

計算してみたら、基礎控除額を超えてしまった・・。

3,000万円+(600万円×法定相続人の数)

上の式は、相続税のかからない上限の金額です。土地や家が相続財産に含まれている方は、この式の数字を超えてしまう方が多いでしょう。では払う相続税を減らすには、何か良い方法があるのでしょうか?

 

自分も一緒に住んでいた。しばらくこのまま居たい!

亡くなったお父さんとあなたが生前から一緒に住んでいたら、土地の評価額を大幅に下げることができます。なんと80%も値引き!でもここで注意!!

限度面積がある

330平方メートルまでが、値引きの限度です。それ以上の広さの土地は、そのうちの330平方メートル分のみ減額です。

相続した後も住み続けることが条件

お父さんが亡くなった翌日から10ヶ月間は、その家に住み続けなければなりません。値引きの特例は、あくまで相続人の生活を保護する目的で作られているからです。

プロの力で、評価額を下げられない?

不動産鑑定士という職種の方がいるのは、ご存知でしょうか?不動産の鑑定評価を行う資格を持っている方を、不動産鑑定士と呼びます。

・形がいびつ

・奥行きが長い

・間口が短い

・とても広い

・私道がある

・道路幅が狭い

・高低差がある

・線路沿い

・山林

・高圧線が通っている

・墓地の隣

上に挙げたような土地は、先ほど説明した計算式の金額より評価額を下げることができるかもしれません。不動産に強い専門家は土地の特徴や周辺環境をもとに評価するため、相続税を減らせる可能性が大いにあるのです!

 

今回ご紹介した節税方法は、ごくごく一部です。相続する人や不動産の使用目的で、ルールや受けられる特例が全く異なります。

まずは自分の土地がいくらするのか、路線価をもとに計算してみませんか?家族の財産に興味を持つことが、より良い相続へのきっかけとなるはずです!

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